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2009年05月01日

早期米 今年もスタート/JAあぶらんど萩管内の萩市須佐地区


早期米「コシヒカリ」を植えつける田村さん

 JAあぶらんど萩管内の萩市須佐地区で4月13日、2009年産の早期米「コシヒカリ」の田植えが始まりました。同地区で早期米を約43a作付けする田村武司さんの圃場では、朝早くから準備を始め、JAの育苗センターから運ばれた苗を手際よく植え付けました。管内では比較的温暖な島嶼部で10日から始まり、16日までで、約15ヘクタールで植え付けました。
 
 須佐地区では栽培管理の省力化と作業効率を高めるため圃場を団地化し、約1ヘクタールで早期米「コシヒカリ」を栽培。今年度から農地・水・環境保全向上対策の事業を活用し、早期米の圃場を含む排水路のノリ面約500平方メートルに防草シートを敷き詰めました。以前まで2~3回行っていた草刈りの労力を軽減し、畦畔管理の省力化による作付面積の維持拡大に加え、カメムシ類の吸害対策にも一役買っています。約5年間の持続効果が期待できるといいます。
 
 JAでは、地域の特色を生かした米の生産販売に力を入れています。今後は生育管理を徹底し、8月盆前の収穫を目指し指導することにしています。

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