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2009年05月01日

「食農教育」小学生がれんこんを使って料理体験


集中してれんこんの皮をむく児童たち

 岩国れんこん振興協議会はこのほど、岩国市の市立灘小学校で「れんこん料理体験教室」を開きました。食農教育の一環で、5年生の児童ら30人が参加し、岩国れんこんを使ったサラダやステーキ、蒸しパンを作りました。岩国市生活改善実行グループ連絡協議の会員が講師となり、児童らは慣れない手つきでれんこんの皮をむいたりフライパンで炒めたりしました。珍しいメニューである「れんこんの蒸しパン」は、すりおろしたれんこんを小麦粉に混ぜ、ハチミツを入れて15分間蒸したもの。甘い匂いに、子どもたちは試食前から「早く食べたい!」と笑顔を見せていました。
 
 岩国れんこんは、シャキシャキとした食感やモチモチとした食感を兼ね備えており、参加した子どもたちは「作るのは難しかったけど、自分たちで作ったれんこん料理はとてもおいしい」と満足な表情で食べていました。
 
 講師で同協議会の高木陽子さんは「子どもたちが岩国れんこんに興味をもってくれたら嬉しい。大人になっても地元の味を忘れないでほしい」と話します。

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