JA山口厚生連長門総合病院の上田幸子看護部長が書くブログ「看護部長室通信」が好評だ。病院のホームページにコーナーを設け、病院でのイベントを写真付きで紹介する。「病院を身近に感じてほしい」との思いで自ら広報マンを買って出た。
ブログは昨年12月にスタート。「病院の活動の意義や思いを多くの人に伝えたい。ブログが地域住民とのコミュニケーションの場にしたい」と自ら提案した。地域住民だけでなく、医療への従事を目指す若者にメッセージも発信する。
一般的なブログとは違い、プライベートな思いを書くのではなく、病院の活動を紹介している。講座の告知もブログで行う。人柄を反映した温かみのある文章が特徴だ。
現在は3日に1度のペースで更新する。朝7時、病院での勤務前にパソコンと向き合う毎日だ。通常の業務に加え、看護部長という役職を背負いながらの「取材」は楽ではないが、地域住民や病院スタッフからの反響がやりがいにつながっているという。
上田看護部長は「情報発信が病院の安心、信頼につながればうれしい」と笑顔で話す。ブログは病院のホームページから閲覧できる。