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2009年05月08日

好天の下 茶摘み体験/第20回宇部市八十八夜お茶まつり


丁寧に新茶の芽を摘み取っている来場者

 宇部市八十八夜お茶まつり実行委員会は1日、宇部市小野区の藤河内茶園で第20回宇部市八十八夜お茶まつりを開きました。好天気に恵まれ、絶好の茶摘み日和となりました。

 

 会場では新茶の接待、茶摘み体験やうどん、むすびなどのバサーなどが行われ、多くの来場者で賑わいました。

 

 開会式で金子龍彦実行委員長(宇部市小野茶業組合長)は「3月の大寒波などで発芽が遅れたが、一生懸命管理し被害を免れた。経済が低迷する中、良い物ができたので消費は伸びてほしい」と期待を述べました。

 

 生育は順調で平年並みの141トンの生産量を見込んでいます。同園では茶摘み園を解放し、午前と午後、茶摘み体験が行われました。来場者らは柔らかな新芽を丁寧に摘み取っては、ビニール袋一杯に詰め込んでいました。

 

 市内の65歳の男性は「景観がすばらしく気持ちがいい。毎年楽しみにしている」と話しました。出荷は、一番茶が1日から始まり、三番茶の出荷が始まる7月下旬まで続きます。小野茶は栽培農家が減少する中、70ヘクタールの茶園面積を維持しています。茶は荒茶加工施設で、すぐに荒茶に加工した後に製茶して、JA山口宇部「緑茶センター」を核とし、県内外へ販売されます。

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