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2009年05月08日

JAキッズスクール開校 子どもたちがコシヒカリの種まき/JA下関


ていねいにカボチャやミニトマトの苗を植える子どもたち

 子どもたちがさまざまな農業体験を通じて農業や食の大切さを学ぶJA下関の「JAキッズスクール」が5月2日、下関市豊田町杢路子の清流館で始まりました。市内各地から34人の子どもたちが参加。全員でコシヒカリの種まきや野菜苗の植付けをしました。今年で5回目になります。

 

 今年のJAキッズスクールは12月までに7回開く予定で、入組1年目と2年目の職員が班長を務め、子どもたちと農や食について学びます。指導はJA職員や地元老人会の面々。

 

 この日は塩水選の仕組みやバケツ稲作りについて勉強し、広場にシートを広げてコシヒカリの種もみをまきました。その後畑に移動してカボチャやミニトマトの苗を植え、豊田農業公園みのりの丘のナシ園で小さな実を付けたナシの木を観察。担当者から受粉作業について勉強しました。

 

 今後、キッズスクールでは田植えや稲刈り、イモ掘り、ナシの袋掛けなどの農作業を体験するほか、川遊びやかかし作り、餅つきなどもカリキュラムに組んでいます。

 

 辻久男組合長は「まず農業の楽しさを体験してほしい。その中から少しずつ食と農の大切さを理解してもらいたい」と話しました。

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