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2010年03月09日

「風車おもちゃ」でモグラ退治


風車おもちゃを笑顔で説明する藏田夫婦

 【山口】柳井市伊陸の藏田稔さん(85)とアサ子さん(66)夫婦は認知症防止にと趣味で作り始めた「風車おもちゃ」が、風車の震動でモグラの脅しにもなり、カラスも来なくなったと利用した農家から喜ばれている。
 
  藏田さんは菓子職人で、1990年定年後柳井市に移り住んだ。家の周辺には心地よい音を立てて酉、戌、卯、丑、寅などえと動物の形をした風車約70本が所狭しと並んでいる。


  変わった物では子供らが喜ぶアンパンマン、ドラエモン、パンダや風の力で動く、木を切る風車やウサギの餅つき、薪割りなどもあり、今までに世話になった友人らは提供している。材料は耐水用ベニヤ板を使い、ペンキもはげ防止に5回位は塗る。


  夫婦はこれからも農家や子供たちから喜んでもらえる「風車おもちゃ」を作り続けたいと微笑む。

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