明日への挑戦

2009年05月08日
周南市のイチゴ生産者国重恵子さん(50)/消費者とのふれあいを大切に


消費者の気持を大切にイチゴ栽培に励む国重恵子さん

 国重恵子さん(50)は周南市で11年前からイチゴ栽培に取組む。現在ハウス2棟、5アールでとよのか、さちのかの2品種約2700株を栽培する。 

 

 きっかけは1995年から参加した県主催の女性を対象にした農業講座。3年目にはJAの助成を受けてハウスを1棟建てて栽培を始めた。

 

 栽培には不安もあったが、分からないことがあればすぐにJAや農林事務所、先輩農家などに自分が納得するまで質問する。栽培は順調で、2年目には2棟目のハウスも建てた。

 

 イチゴは病気にかかりやすく、わずかな気候条件に収穫が左右されるので、所属するJA周南熊毛地区苺生産部会の月一回の勉強会に必ず参加する。

 

 また、土作りへのこだわりもある。11年間栽培を続ける中、土作りが一番重要だと実感した。良い土になるよう、定植前は毎年牛糞をたっぷりすき込む。収穫が終わったハウス内は水を張り、太陽熱処理で土壌消毒もする。

 

 スーパーを中心に、2月末オープンした直売所「周南市熊毛道の駅実証店舗」にも出荷する。直売所ではお客さんに声をかけられることもある。生産者が忘れがちな消費者の気持に敏感に応えるためにもお客さんとのふれあいを大切にする。

 

 女性農業者グループ「VOICE」の会長も努め、25人の会員とともに農業の勉強や情報交換する。手間のかかるイチゴ栽培も土日は休みと決め、夫婦仲良く出かけることが、活動的な国重さんの一番の活力源だ。

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