【山口・長門大津】「日置すいか」の出荷が6月29日から始まった。初日は鮮明な赤い色で甘みが凝縮している「祭りばやし777」が1982玉出荷された。重量で階級を選別し秀、優、良、外に等級を分別して、75パーセントが秀、優となった。
前日の目慣らし会では、平均糖度が12~13度と甘くておいしいすいかに仕上がっていた。
「日置すいか」は同地区すいか生産部会員25人で約5ヘクタールで栽培。主づるの確保でよりすいかの味が濃くなる栽培方法の徹底に力を入れる。出荷は週3回で7月上旬をピークに8月中旬まで230トンの出荷を見込む。
同部会の大町一吉部会長は「今年は雨が少なく天候に恵まれ、病気の発生もなく、例年通り、糖度も均一で高品質なすいかができた」と消費拡大に期待する。